定年後の本格DIYリフォームで・・・住み易く美しく

築35年のミサワハウス55が70才老人の本格DIYでシンプルで美しくなっていく

段差ゼロmmを目指した玄関ホール、キッチン、水廻りの床はこうなった。

今晩は、DIYグランパです。


6月22日のブログでDIYの密かな楽しみ、こだわりのDIYについてお話ししました。すでに当家のリフォームせお気づきと思いますが、手間をいとわず「巾木、見切りは使わない」にこだわっています。


ご存知と思いますが、巾木とは床と壁の接合部で壁の最下部に張る板状のものです。装飾性を持たせる、掃除機などがよくぶつかる壁の下部を保護する、壁と床の間の隙間をふさぐなどの役割があります。また、見切り(正確には床見切り)は種類の異なる床材を使った場合、段差を埋めてつまづかないようにするとか、装飾性を持たせるとかの役割があります。


でも、工事で生じたあらを隠す役割もあると思いますし、すっきり仕上げる事にこだわると、ない方が良いという考え方もあります。丁寧に仕上げればそのようなものは必要なしとの信念のもと、我家のリフォームではこれらを使っていません。


Photo83は玄関ホール側から見たキッチンと水廻りスペースの床です。

Photo83:DIYで実現した段差0mmの玄関ホールとキッチン及び水廻りの床との接合部


綺麗に仕上げるには、施主様ご要求の4項目「これから年を取ると家の中で転倒しやすくなるから居間、台所、トイレその他同一フロアー内は段差が1mmも無いようにね」を確実に満たすこと。キッチン側の接合部はフローリングの最終の板の幅を精度よく仕上げること。水廻り床との接合部はフローリング板の長さを0.1mmの制度で切りそろえていくこと。これらすべてが必須になります。そのうえでフローリング材、塩ビタイル双方の面取りを行いその中に目地剤を入れて仕上げました。


壁に巾木を入れなくても美観を損ねないよう、壁紙を丁寧に仕上げました。
プロですと時間に追われているので、ここまではやらないと思いますけど、この辺がDIYの楽しみとこだわりでしょうか。