定年後の本格DIYリフォームで・・・住み易く美しく

築35年のミサワハウス55が70才老人の本格DIYでシンプルで美しくなっていく

ソーラーパネルとポータブルバッテリー、ホントに使える?

今晩はグランパです。
本日はソーラーパネル発電とポータブルバッテリーのお話です。


今年、2023年は幸いにも台風の少ない年でした。昨年の台風1号が4月に日本に接近したとき、施主様がおっしゃるには「台風で停電したらどうなるの?スマホは?テレビ・ラジオは?電話は?パソコンは?」と矢継ぎ早の質問です。グランパは「光回線はグランパが設置した無停電電源で15分くらいは動作するのでその間にガレージに止めてある車に購入済みのインバーターをつないで100Vを作ればテレビ、電話、パソコンも数時間はOK」と答えたんです。ところが秋になって実際台風が来て暴風雨の最中に停電の最悪事態。施主様からは「早くテレビつけて」の催促ですが外は暴風雨でガレージに行くのも大変なのでインバーターを用意するふりしてグズグズしているうちに復旧し事なきを得ました。


この時の体験から長時間の停電時にもテレビ、電話、インターネットがダウンして情報孤立化を防止するためポータブルバッテリーを屋内に設置する必要を感じました。当家の電話は光電話ですので停電したら使い物になりません。インターネットも同様です。携帯電話も地震など大規模災害の時には輻輳で繋がりにくい状態になります。

~バッテリー容量500Whのポータブルバッテリー、ソーラーパネルからの電力で充電中。~


そこでアマゾンで購入したのがこのポータブルバッテリーです。ノートPC、電話、ネットワーク関連が消費電力35W、テレビが75W、LED電球が5Wで計115Wとなり、このポ-タブルバッテリーで3時間、うまくすれば4時間くらい持たせることができます。


それから施主様が申すには、大地震などで何日も停電した場合に備えソーラーパネルによる太陽光発電が必要となるとのこと。グランパは家庭用太陽光発電の経済的有効性、採算性には否定的な考えですけれど一体、ソーラパネルがどれほどのものか知りたくて施主様のご託宣に従うことにしました。

~定格出力150Wのソーラーパネル~


垂木の固定枠を重量ブロックの塀に取り付け、その枠にソーラーパネルを取付けました。ソーラーパネルからポータブルバッテリーの置いてある二階の寝室までは塩ビシース付きの太めの電源コードで引き込みました。定格150W、電圧24V ですので6A以上の電流が流れる計算です。


定格150Wのソーラーパネルの実力ですが、写真には木の葉の影があるように映っていますが、これが無いような状態でポータブルバッテリーを充電する時の表示は、最大で110W、少し天気の良い状態でもポータブルバッテリーの写真にあるように80Wそこそこの発電能力でした。勿論ポータブルバッテリーの充電器の性能が最適とは限らずソーラーパネルの能力はもっと高いのかもせれませんが、グランパの予想としては「こんなものかな」といったところです。ちなみに曇りの日は15~25Wくらいに低下します。


でもこれがあれば災害時でも安心です。