定年後の本格DIYリフォームで・・・住み易く美しく

築35年のミサワハウス55が70才老人の本格DIYでシンプルで美しくなっていく

施主様には従順無比。システムキッチンを引出し式に。

こんばんわ、グランパです。


様々なブログに出てくる傍若無人の施工者に対し、必死に立ち向かう施主様にグランパは心底応援しています。一方で絶対君主の施主様にあがらうことなく従う施工者のグランパに対し、各方面のブログ筆者の施主様を含め多くの方から励ましをいただいております。ありがとうございます。


「キッチンのシンク下の収納は開き戸式から引き出し式に替えてね」は施主様のお言葉。実は同じ市内に所帯を持った娘のところに、施主様は足しげく通い話し込んでいるようです。そこで時々出るのは家、特にキッチンについては娘のところから情報を仕入れてくるようです。


シンク下の開き戸を開けて奥の物を取り出すとき、這いつくばらなくてはならないじゃない。娘のところのように引き出し式にしてとの施主様のお言葉に対し、イヤー30年前のシステムキッチンを今風に変えろと言われても簡単にはできませんとの言葉をぐっと飲み込みハ、ハイと言ってしまうグランパでありました。


もう皆さまお気づきですね。Photo37に移っているシステムキッチンをPhoto6のオリジナルシステムキッチンに比較してみてください。引き出しにできるところはすべて引き出しに変えました。

Photo37:キッチン床の改装(システムキッチンも引き出し式に改装)


Photo6:キッチン(オリジナル、ハウス55のカタログから抜粋)


因みにオリジナルのシステムキッチンについているノブは1か所を除いて全てが開き戸用のノブです。引き出し式に変更後は鍋、フライパンその他のキッチン用品は調味料、ごみ袋などを含め(食器類を除き)大部分をこの引き出しの中に収納しています。もう施主様もグランパも日常の調理作業で、奥の物を取り出そうと這いつくばることはなくなりました。


この引き出しを作るにために使用したキーパーツはモノタロウから購入した3段スライドレールです。構造合板で箱を作り左右にこのスライドレールを取り付けます。耐荷重は1本あたり30kgくらいだったと記憶しています。正面の化粧パネルは取っ手も含めラバーウッドの集成材を使用し、ステインで着色しウレタンニスで仕上げています。


キッチン改装についての施主様の要求はさらに続きます。シンク上の開き戸のロック機構はさんざん頭を悩ませました。解決策はネオジューム磁石でした。詳細は次回をお楽しみに。