定年後の本格DIYリフォームで・・・住み易く美しく

築35年のミサワハウス55が70才老人の本格DIYでシンプルで美しくなっていく

キッチンの換気扇(レンジフードファン)の交換

こんばんわ、DIYグランパです。


グランパが若いころは換気扇と言っていたんですが、今どきはレンジフードファンというのですね。もっとも、普通の壁換気扇もあるのでこれと区別する意味合いもあると思いますが......。


レンジフードファンもハウス55築後約30年、交換したこともなく働き続けてきました。そんなわけで油ギタギタ、これを落とそうとアメリカンたわしでこするもので所々塗装が剥がれかけ、家族全員から疎んじられてきました。前回取り上げたガスレンジからIHレンジへの交換工事が完了したのち、レンジフードファンの交換に対するプレッシャーが高まり、この際やるかと決意したものの、ガスレンジ交換の時のような大げさな工事はやりたくないし、グデグデ考えてばかりいました。


何とか交換だけで済まないものかと、稼働中のものに似た現行販売されている製品をネットで探しまわり、寸法の互換性を確認したら在ったんです、30年前のものと互換性があるものが。早速アマゾンで三菱電機 浅型レンジフードファン V-317K5を手配しました。あくる日には届いたんですょ、それが。もう感動モノでした。


一応、検品と互換性の検討で採寸などをして大丈夫との結論のもと、旧製品の撤去を行いました。リフォームは現状構造物や現行設置品の撤去が終わってしまえば2/3以上工程は進んだも同然で、取付工事はすんなり終わりました。旧製品の取り外しの後の清掃などを含め3時間くらいかかりました。こんなに簡単にできるのならもっと早くやってくれればよかったのにとは、施主様のお言葉です。

Photo8:レンジフードファンの収まり図


30年前の製品と現在の製品を比較すると、もちろんディザイン、形状はモダンになっていますが、中身のロータリーファンなどは昔はアルミの鋳物、現行品はプラスチックとなり時代の変遷を感じました。


前回も書きましたが、このような工事にも第2種電気工事士の資格が必要になります。その試験は筆記試験と技能(実技)試験で、グランパは一回目の技能試験で落ちました。甘く見ていたグランパはカッターナイフ、ニッパー、ベンチと圧着工具ぐらいしか用意しないで試験に臨みましたが、40分の制限時間内に作業を終えることができなくてあえなくブブー。二回目は筆記試験は免除(実技は落ちても筆記が受かっていれば、その後一回は筆記試験が免除になる)で高価な工具のストリッパー(グランパが若いころ新宿や浅草の劇場にいたお姉さまではなく正確にはワイヤーストリッパー)を購入して試験に臨みました。その威力たるや、一瞬にしてケーブルの絶縁物が剥けてしまうので制限時間の半分ぐらいで終了し、ピンポーンとなりました。


電気の知識や電子工作の経験のない方がこの試験に挑戦するのは難儀なこととは思いますが、1カ月ミッチリやれば受かると思います。試験のため購入した工具類もその後のDIYリフォームに役立っています。グランパも60歳を超えて若いお兄さんたちと一緒の試験は久しぶりの刺激になり、良い経験でした。


次回からは少し重い話題で、基礎と外壁の話が続きます。