築30年、建直しかリフォームかの決断は
間もなく築30年を迎える2010年ごろ、建直しかリフォームかの決断をしなければならない時期となりました。あと何年か勤められると決まってはいましたが、すでに退職金は受け取って何やかやで霧散してしまい、とても何千万円を掛けて新築するなど考えも及びませんでした。
かといって現状では、さらに年齢を重ねたときのことを考えると、とても住んではいられないという暗澹たる状況に気が付きました。特にハウス55のユーザー固有の、居間の床は弱って抜けそうだし、特に水廻りは老朽化の上に段差だらけという問題があり、歳を取ったら風呂にも入れない状況になることは容易に察しがつきました。
では、リフォームして終の棲家として使っていけるのか自分なりに評価しようと思ったのは次の3項目です。
- 構造体(土台、柱、壁)は最低でも20年、使用に耐えるか。
- 雨漏りはないか
- 水廻りに、不便さ以上の損傷はないか
いずれも今までさんざん悩まされた事項で、解決のための努力もし費用もつぎ込んできているので何とかクリアーできるのではないかとリフォームへGoと判断しました。
でも、リフォームするならその方針として、趣味と体の鍛錬を兼ねるDIYでやろう。その分、自分の好きなようにまた、費用を抑制できる分はよい材料に回すこととしました。DIYでリフォームとは聞こえがいいですが、ミサワホームの担当の方とお話ししても、DIYで始められた方も途中で進退窮まり、プロに泣きついて来られる方が多いとのことでした。
また設備に手を付けるにしろ、間仕切りを変更するにしろ取得しておくべき資格があります。次回は設備工事と資格についてお話ししましょう。
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