定年後の本格DIYリフォームで・・・住み易く美しく

築35年のミサワハウス55が70才老人の本格DIYでシンプルで美しくなっていく

交通事故死より多い浴室死。浴槽は必要か、水廻りの間取。

今晩は、DIYグランパです。


浴室での死者は2万人/年と言われますが実質的にはもっと少なく、浴槽での溺死者に限れば5千人/年と言われています。この人数は交通事故死者3千600人/年に比べても30%多くなっています。グランパの周辺でも元上司、元同僚それに近所の独居老婦人が相次いで浴槽で亡くなられています。


さて、施主様がおっしゃるには。
「浴槽は縁が高すぎるのと深さが有りすぎよね。私はシャワーだけで浴槽には浸からないけど、あなたは浴槽に落ちて溺れ死にそうだわ。浴槽は入れ替えね」
とのこと。グランパも浴槽に湯を貯めて浸かるようなことはなく、浴槽と浴室床との間にバスカーテンをさげシャワーだけの日々でした。浴槽に浸かる楽しみはゴルフ場の大浴場だけです。


スタ-✖という上場不動産会社の管理部門に勤める息子に、「浴槽は置かずにシャワーだけにしようと思うけど専門家としてどう思う。」と聞いたところ「好きにすれば」とのそっけない返事でございました。もう聞くものかと自力更生の道を進む決意を固め、車いすになっても入れるLIXILのシャワードバスの採用という結論に至りました。


そこで水廻り間取の概略は図面11のように仮決定しました。

図面11:水廻改修前後比較


新築当時は洗濯機は2槽式が主流でした。近年ドラム式が主流になり、改修前のトイレのスペースに入るようになりました。改修前の「便所」の奥はデッドスペースになっていました。仕切り壁を取り除き洗濯機スペースに利用することにしました。トイレと浴室前室とを兼ねトイレ単独の仕切りとドアは設けませんでした。


大まかこの間取で進めていくのですが、工事中も生活してまして、トイレも使いますし浴室の使用も必須ですし洗濯もしなければなりません。さてどのように工事を進めていけばよいでしょう。