定年後の本格DIYリフォームで・・・住み易く美しく

築35年のミサワハウス55が70才老人の本格DIYでシンプルで美しくなっていく

ドキドキの温水パイプの漏れ検査

今晩は、DIYグランパです。


さてPhoto5に示すようにフローリングの貼り込みは終わりましたが、フローリング材の下に入れ込んだ温水パイプに漏れはないのでしょうか。もし漏れていたら床下へ水がしみだしてしまいます。何しろスローリング材240枚を取り付けるのに一枚当たり4本のフロアー釘を打ち込んでいます。合計約1000本の釘の内、1本でも温水パイプを傷付けるようなことがあるとフローリング材を全部はがしてやり直しです。

Photo5:フローリングにリフォームした19畳の居間(フローリング張り完了の図)


注意して釘打ちしたつもりですが漏洩検査の結果が出るまでドキドキです。


漏洩検査は温水を通す前に圧縮空気で行います。釘打ち機のために用意しておいたコンプレッサーが役に立ちました。バルブ付き圧力計をコンプレッサーに取り付け、圧力計の先に設置した被試験物の温水パイプをつなぎ込みます。そしてコンプレッサーで3~5kg/平方cmの空気を温水パイプに送り込みコンプレッサーと圧力計の間にあるバルブを閉じます。この状態で一晩おいて圧力計の指示に変化が無ければ検査は合格です。

Photo 32:床暖温水パイプのヘッダー部


大変心配しましたが翌朝、圧力計に変化はなく無事合格となりました。Photo32は30年前から使っている温水の分岐ヘッダーです。3セクションある居間の温水経路に各1機づつ電磁弁がついています。キッチンの柱に取り付けられたスイッチで居間のどの部分を床暖房するか設定できるようになっています。中央3本(帰りも含めると6本)のパイプと電磁弁は居間の3セクション用です。また左のリターンを含め4本のパイプはトイレと台所用の床暖用です。


これから約2年後にオール電化の工事に伴いこの部分も全面改修となりました。


なにしろ床暖房は快適です。一度体験したらやめられません。座敷犬を飼っていたことがありますが、「カチッ」と床暖房のスイッチが入る音を聞くと、毛布の敷いてある自分の寝床を出て床に直接寝そべります。犬もよく知っていると感心しました。