定年後の本格DIYリフォームで・・・住み易く美しく

築35年のミサワハウス55が70才老人の本格DIYでシンプルで美しくなっていく

素人が温水床暖工事して大丈夫? 水漏れは?

こんにちは、DIYグランパです。


昨日はゴルフに行ってきました。スコアは93ストローク、費用は施主様のリクエストのお土産と昼食を含め5500円で一日楽しみました。てなわけでブログの更新が遅れちゃいました。


Photo 30は床下地合板を張り終えたところですが、この上に温水床暖房の熱源パネルを置いていきます。

Photo30 :床板張りの完了


そもそも床暖房は現在、電熱式か温水式か2つの方式に絞られていると思います。電熱式は床に電気ヒーターを埋め込むもので電気を直接熱に置き換えます。温水式はヒートポンプやガス、灯油ボイラーで温水を作り、床下に温水パネルを敷きその中に温水を循環させます。電熱式は構造が簡単で工事が容易、温水式は装置が大掛かりで工事も難易度が高くなります。でも温水式の最大の長所は光熱費が安いことで例えばヒートポンプ式の場合、電熱式で電気を直接熱に変える方式に比べ1/3の電力で同じ熱量を取り出すことができます。ミサワホーム55(ハウス55)の場合、標準仕様でノーリツの給湯、床暖房両用のガスボイラーが設置されていました。当面このボイラーを使い、将来ヒートポンプ式に入れ替えることとし、以前も温水式であったことと電気代の安さから迷わず温水式にしました。


次に温水パネルの選択ですが大手、中小から色々な製品が売り出されています。グランパは数ある候補の中から「東北ユカダン」の温水パネルを選択しました。選択理由としては構造が簡単で、パイプにつなぎ目がないこと、小さな会社なので工事のアドバイスが直接受けられるのではないかと思ったからです。実際に会社を訪問し涌澤社長にもお会いして製品および施工について詳しい説明を受けることができました。


図面7は当家の居間に合わせてjw-Win CADで作図した温水パネルの配置図の一例です。何回かの打合せで変更の上最終図面としました。

図面7:温水パネル配置図の一例


図面7でSTとあるのはスタートパネルのことで、このパネルの近くに床板に穴を開け床下から温水パイプを立ち上げてきます。また赤破線は温水パイプを示しています。温水パイプの材質は直径7mmの架橋ポリエチレン管です。温水パネル、パイプを含め材料一式を東北ユカダンから購入しました。合計20万円弱でした。


Photo 31は温水パネルを設置している状況です。パネルは12mm厚ですので、パネルを張らない部分との差を埋めるため12mm厚の構造合板をパネルの周りに張り付けていきます。

Photo 31:温水パネルの設置


Photo 31の温水パネル上にある赤ポッチは床板にパネルをねじ止めする箇所を指定しています。またパネル上の半丸状の溝には架橋ポリエチレン管の温水パイプを入れていきます。パイプの始点、終点はもちろん熱源ボイラーまで届くような寸法の余裕を取っておきます。
この工事の詳しいことは「東北ユカダン」のホームページに開会されていますのでそちらを参照してください。


この上に15mm厚のフローリングを敷いていきます。次回をお楽しみに。


[追補]
床暖房システムにはもう一つ、熱源にガス、灯油ボイラーを使うか電気(ヒートポンプ)を使うかの選択があります。4月14日の当ブログ「ガスコンロのリフォーム」で紹介したようにガスコンロが約30年で寿命を迎えたころ、このガスボイラーも寿命で、コンロもHIに入れ替え、温水器もエコ給湯にしてオール電化を計画しました。ガス電気併用時には合わせて3万円近くだった光熱費が、オール電化で1万5千円と半分になりました。
一時はこの工事もDIYを考えたのですが、物量が大きくハンドリングが一人では無理なこと、業者さんに見積もりを取った時、DIYするためにネット経由で購入する部材費とこのん見積もりと比較したところほぼ同額であったことなどから業者さんにお願いすることにしました。設置費用も含め70万円を少し超える額でした。


工事はエコ給湯専用器1台と床暖房器が1式の設置です。床暖房器はヒートポンプ熱源と熱交換機とで構成されています。ヒートポンプ熱源はフレオンガスを温め熱交換機に送ります。熱交換器ではそのフレオンガスで不凍液を温めこれを循環ポンプで温水パイプに循環させます。詳しくは三菱電機の[エコヌクール]で検索し参照してください。