定年後の本格DIYリフォームで・・・住み易く美しく

築35年のミサワハウス55が70才老人の本格DIYでシンプルで美しくなっていく

素人にビー玉の転がらない床が敷けるの? 断熱、防湿は?

こんにちは、DIYグランパです。


グランパはDIYマニアでしょうか、それともDIYフリーク(Freak) ? 
日本語にはオタクという言葉もありますね。まあDIYオタクといったところでしょうか。


元来オタクという言葉は秋葉原と強く結びついています。そう「秋葉オタク」です。でも秋葉オタクには軟派と硬派がいるんです。グランパは元祖秋葉オタクでもちろん硬派、1950年代から秋葉原に通い始め、高校生の時にはジャンク屋でアルバイトしてました。その成れの果てがDIYオタクのグランパでしょうか。


その話は別の機会に譲るとして、本題の素人にビー玉の転がらないような水平の床が敷けるのでしょうか。またPhoto27で見えるように床下に地面丸見えで、まともな防湿対策はできるのか? 床暖房どころかまともな断熱処理ができるのか、心配になりますよね。

Photo27:独立基礎敷設工事


床の水平保持に関してはミサワホームに感謝しなければならないですね。以前、ミサワホーム55(ハウス55)は工場組み立てのブロック式ユニットを現場で組み合わせて家にすると述べましたが、ブロック式ユニットの底はH鋼(縦に使っているのでⅠ鋼になっていますので以下I鋼と呼びます)でできていて床はI鋼の上に乗せる形になっています。従ってI鋼が水平に敷設されていれば(実際に水平でした)床も水平になります。Photo28はI鋼に大引けと根太を置いたところの写真です。

Photo28:大引け、根太の敷設


大引け(縦方向に通した角材)は105mm角の栂材を用いました。横方向の根太はもともと使っていた根太の上部を19mm切り落として再利用しました。また床板厚が9mmから28mmにして強度が上がった分、根太の配置間隔を2倍にして2枚張り合わせて使用しています。大引けと並行に走る角材は、床の幅が広いため1間の構造材では寸法が足りずあと24cmつぎ足す、繋ぎ目の強度を維持するために設けた補強材です。


大引けは、追加工事で敷設した独立基礎にレベルアジャスターを立てて下から支えています。これで大引けの上で飛んだり跳ねたりしてもビクともしません。Photo28で根太がI鋼の上に載っている様子が見て取れると思います。勿論、根太とI鋼の間にはゴムシートを挟んで床鳴りがしないように対策を取てあります。


防湿はPhoto 28で、大引けや根太の下に見えるようにダンプラを敷き詰めブチルテープで隙間を張り合わせ気密を保っています。ポリエチレンの防湿シートを張るより断然この方が防湿効果があります。


次回はさらなる防湿対策と断熱対策の様子をお話しします。